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【住まいの処方銭】ウイルスを室内に持ち込まないために 消毒剤を作って拭き取っていこう

 ウイルスを室内に持ち込まないためには、家具や家電などを頻繁に消毒したい。だが、このところ、除菌をしようとしても、薬局でアルコールなどの消毒剤が手に入りにくくなっている。では、どうするか。

 東京都福祉保健局の中坪課長は「濃度が明記されている薬剤を購入し、自分で薄めて消毒剤を作る方法があります」と話す。

 濃度がわかりやすい製品の一つが「ピューラックス」というもの。これは、次亜塩素酸ナトリウム6%を成分とする医薬品の殺菌消毒剤だ。薬局やインターネット通販で手に入る。

 これを拭き取り用に0・02%に薄めて使用したい。他にも、次亜塩素酸ナトリウムの商品があるが、必ず濃度が示されているものを選ぼう。薄めて使うのが難しいからだ。

 まず、2リットルの空のペットボトルを用意する。手が荒れないように、ゴム手袋をする。ピューラックスのような濃度6%なら、ペットボトルのキャップを使い2杯分をボトル内に入れる。そして、ペットボトルに水を満タンまで入れる。これで完成だ。

 手袋をして拭いていこう。「ペーパータオルに十分に薬剤を含ませて、家族が手を触れる箇所を拭いていきます。ペーパータオルはこまめに取り換えるようにします」(中坪課長)

 具体的には、ドアノブやサッシの鍵や取っ手など、出入り口はもちろん、家の鍵、照明スイッチや電話、椅子とテーブル、水道の蛇口、キッチン収納の持ち手、食器棚の扉、便器のフタ、冷蔵庫やレンジの扉など…。

 持ち手の裏側など、手でぐっと握るのに拭き忘れる箇所はある。家族で触れる箇所に気がついたら、メモしておこう。薬剤は、革や布では変色するので、プラスチックや金属に使う。なお、薬剤は残さず使い切りたい。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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