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【ネット騒然銘柄】アビガン関連で「デンカ」乱高下

 機能樹脂製品などを手掛ける化学品メーカーのデンカ(4061)は2日、新型コロナウイルスに効果があるとされる富士フイルムの抗インフルエンザ薬「アビガン」向けに原料を供給すると発表した。翌3日の株価は当然のごとくストップ高している。

 ただ、3日の引け後に大手経済紙が「アビガンの有効性を説いた中国の論文が取り下げられた」と報道。そのため、2ちゃんねるの株板では「まさに三日デンカ(天下)」「月曜に売ればええんやな?」など売り煽りが殺到した。国内での治験は引き続き進めるようだが、週明けからアビガン絡みの相場環境が変わる可能性がありそうだ。

 3日は、同じく新型コロナ絡みでウイルス検査に関する特許を材料に、創薬ベンチャーのメドレックス(4586)が大幅高した。同日引け直後に新株予約権の行使完了が伝わったことで、大手株系掲示板では「ホルダーおめ(でとう)」などプラス材料と捉える書き込みが相次いだ。感染の収束が見えるまでは、同じようなパターンでさまざまな銘柄の上げ下げが繰り広げられるだろう。(新井奈央)

 【2020年4月7日発行紙面から】

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