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【こんな時代のヒット力】驚異!“次世代のパンツ” グンゼ「AIRZ(エアーズ)」 (1/2ページ)

 読者諸兄はブリーフ派? トランクス派? ボクサーブリーフ派? あるいは、申又(さるまた)派? そのどれでもない? 今や男性用インナーは、第4世代。新たなトレンドが始まっている。その“代表格”が2018年7月、グンゼ(大阪市)が発売した次世代のインナー「AIRZ(エアーズ)」。

 特徴は腰ゴムがなく、これまでにない穿き心地と解放感があることだ。

 開発に当たった同社アパレルカンパニー インナーウエア事業本部メンズ&キッズMD部マネジャー、武安(たけやす)秀俊氏は、「構想スタートは12年。メンズインナーは、1998年に発売されたボクサーブリーフ以降、新しいカテゴリーが生まれていない」ことが、発想のきっかけだと説明する。様々な生活シーンでストレスフリー、ラクさを求める機運が高まっていたことが、後押しした。

 ヒントは女性用インナーの「ストレスフリー」のトレンド。カットオフ素材(切りっぱなし素材)を使ったウエストゴムのないラクな着心地のショーツなどが発売され、締付けを劇的に改善、「まるで着ていない感覚」に移行していた。

 女性用では既に実現しているものの、いざ開発を始めると困難を極めた。「1番苦労したのは、腰ゴムをなくしたことから来るズリ下がりと着用時のハンパない解放感の実現だった」

 ズリ下がりの原因は、男女の体の違い。女性はくびれがあるので腰ゴムがなくても腰で止まるが、男性の体は直線的なため腰ゴムがないとどこにも引っかからない。

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