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【天野秀夫 中小型厳選株】「ビーマップ」に好材料 飲食店オーダー特許と遠隔手話通訳システムに注目 GW前は新興市場銘柄が人気化する局面 (1/2ページ)

 米国では経済活動再開の指針が発表され、新型コロナウイルスの感染ピークアウトを期待する流れが形成され始めています。一方、日本では緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大され、ピークアウト感も見られない状況です。過度な不安感は台頭していませんが、株式市場には気迷いムードが漂っています。

 今週から企業の決算発表が本格化、来週からはゴールデンウイーク(GW)を意識と、ここからは一段と買い手控え、出来高の減少が強まってきそうです。

 しかし、マザーズ指数、ジャスダック平均といった新興市場の株価指数は4月に入り、大きく反発し始めました。新興市場は例年のこの時期、決算発表本格化とGW前にして大型株に買いが入りにくくなり、値動きが軽い小型株に資金が向かう傾向が強まります。予定されていた新規上場(IPO)がすべて中止となって、IPO向け資金が既存銘柄に向かい始めたという需給面での変化もありそうです。

 こうした局面では、好業績銘柄よりも材料株が幅広い資金を集めて人気化する傾向があります。ジャスダック上場の「ビーマップ」(4316)は、材料株として過去の相場で人気化した経験を持つ時価総額30億円未満の小型株で、好材料を抱えています。ちなみに、昨年、GW前に850円近辺だった株価は、GW明けに1385円に値を飛ばしました。

 ビーマップは、交通関連、位置情報、映像配信事業を展開しているIT系開発企業です。3月31日にはWi-Fiを活用した飲食店オーダーシステムに関する特許を2月29日付で取得したことを発表、翌日ストップ高を記録しました。

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