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【ネット騒然銘柄】株式相場は“アフターコロナ”へ変化か

 令和2年の株式相場はここまで新型コロナ関連一色と言っていい。ただ、コロナ関連でも人気化する対象は時間の経過とともに変化してきた。

 1月の半ばから月末にかけて最も注目された銘柄のひとつは、医療用衛生素材の川本産業(3604)。株価は年初から約9倍まで買い上げられた。さらに、2月から3月はブイキューブ(3681)などの「テレワーク関連」、スマホゲームや食品スーパーといった「巣ごもり関連」に人気の裾野が広がる一方、1月に買われた銘柄は失速。緊急事態宣言が発令された4月7日前後からは、アンジェス(4563)や窪田製薬ホールディングス(4596)といった一部のバイオ関連に物色の矛先が向かっている。

 ここまでは感染拡大を背景とした銘柄群、いわゆる“ウイズコロナ”が人気を集めていたが、これからは次第に新型コロナ後の社会構造の変化を背景とする“アフターコロナ”へとトレーダーたちの関心が移っていくものと思われる。自宅にこもっている間、アフターコロナの世界に考えを巡らせるのは有意義かもしれない。

(新井奈央) 

 【2020年5月7日発行紙面から】

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