記事詳細

【ネット騒然銘柄】代表格「アンジェス」のS安でバイオ関連総崩れ

 おそらく過去に例がないほどひっそりとした大型連休が明けた。8日にネット掲示板などで最もコメントを集めたのは、これまでトレーダーたちの耳目を集め続けていたアンジェス(4563)だ。新型コロナウイルスのワクチン開発がはやされ、株価は2月末から6倍超にまで暴騰していた。

 もっとも、8日にコメントが集中した理由は、株価がこれまでの流れから一転してストップ安となったことだ。この激変に対して、2ちゃんねるの株板やツイッター、大手株系掲示板の1日のコメント数の合計は、前代未聞の1万超えを記録。「2000円より上で買ったやつは一生助からんな」「逃げるタイミングいくらでもあっただろ」など、高値圏で買った人たちを揶揄(やゆ)する内容が多く見受けられる。

 バイオ関連の筆頭格に連れ安する形で、8日は値を大きく崩すバイオ、医薬関連銘柄が続出した。本当にバイオ関連株の牙城が崩れはじめたとしたら、次はどんな城に向かうのか。ここ1週間ほどが分水嶺(ぶんすいれい)となりそうだ。(新井奈央)

 【2020年5月12日発行紙面から】

関連ニュース