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【トップ直撃】投資家と事業者と一緒に成長 新興国や途上国の事業者に融資「貸付型クラウドファンディング」 クラウドクレジット・杉山智行社長 (1/4ページ)

 日本の個人投資家から集めた資金を、新興国や途上国の事業者に融資する「貸付型クラウドファンディング」を手がける。投資家には魅力的な運用先と社会的な意義を、融資先には国の発展に寄与する社会的インパクトを提供。「Grow Together(グロー・トゥゲザー=一緒に成長する)」を掲げて新しい金融のあり方を打ち出している。(中田達也)

 --投資家からクラウドファンディングで集めた資金を海外に融資するという仕組みですね

 「クラウドファンディングの場合、相手を応援する目的でお金を出すだけのものや、商品を受け取るものなどがありますが、われわれの貸付型は、資金の投資先を応援する目的と、相手がつぶれなければお金が返ってくるという投資商品としての二面性があります」

 --「社会的インパクト投資宣言」をしています

 「具体的にはメキシコで女性の自営業にお金を貸すマイクロファイナンス機関や、途上国の電気が届いていない地域に電気を届けるベンチャー企業などが対象です。こうした融資は現在、ファンド全体の14%ぐらいですが、これからも飢餓撲滅や健康、教育、上下水道のインフラなど、SDGs(持続可能な開発目標)といわれる分野で事業者が幅広くサービスを提供できるように注力していく考えです」

 --貸出先はどのように選ぶのですか

 「新たな資金を借り入れることでさらに成長できる企業を当社がピンポイントで発掘しています。いまは新型コロナウイルスの問題がありますが、ふだんは年間約500社を対象に社員が世界中を飛び回っています」

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