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【一生働く!】〈健康編〉健康寿命の延伸(1) 減少しない脂質異常やメタボ…家での時間を見直そう! (1/2ページ)

 今回から〈健康編〉をお届けする。長寿とともに、無理なく働き続けられるために必要な要素は、生活に支障なく過ごせる「健康寿命」を延ばすことだ。

 ■健康無関心層への意識改革

 健康を維持するのはおのおのの努めであり、国民の一人ひとりが主体的に取り組む課題ではある。だが、個人による健康づくりと社会的な支えが結びついて初めて「すべての国民が健やかで心豊かに生活できる社会」が実現できるともいえる。

 厚生労働省が2013年より推し進めてきたのは、21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21(第2次)」。5つのミッションを掲げ=表、(1)の「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」を大目標に、個人の生活習慣の改善と社会環境の整備を10年計画で進めてきた。

 高脂血症、高血圧、糖尿病といった生活習慣病は、健康長寿の最大の阻害要因となる。これらを未然に防ぐために、高血圧を(15年・男性138mmHg、22年・134mmHg。同女性 133mmHg、129mmHg)まで改善することなども目標としている。

 ■新型コロナに伴い健康習慣改善へ

 政策開始から5年後となる18年、厚生労働省が行った中間評価によると、健康寿命は以前より延伸し平均寿命と比較しても延びが大きいと評価。16年時点で男性の健康寿命は72・14年、女性が74・79年となっており、それぞれ10年と比べて男性は1・72年、女性は1・17年延び、同期間における健康寿命の延びは、平均寿命の延び(16年、男性1・43年、女性0・84年)を上回った。

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