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【トップ直撃】AIのチカラで日本の生産性を上げる! ベルリッツ、西友…企業再建のプロフェッショナル ソフトフロントホールディングス・野田亨社長 (1/4ページ)

 商社マンから転身して、ベルリッツや西友など有名企業の再生を手がけてきたプロ経営者が、現在取り組んでいるのは、IT企業の改革だ。AI(人工知能)コミュニケーションロボットの「commubo(コミュボ)」、クラウドベース電話自動化サービスの「telmee(テルミー)」を軸に、「日本の生産性向上」を目指す。(中田達也)

 --「コミュボ」は、スマートスピーカーのような一問一答型ではなく、AIで自然な会話ができるそうですね

 「AIでの対話には、人が話す音声を聞く『音声認識』と、AIで蓄積した膨大なデータから、質問が出てきたときにこうしたシナリオで返すという『思考プロセス』、音声を発話する『音声合成』という3つの要素があります。私どもが得意とするのは思考プロセスで、電話で商品の注文を受けたときに商品番号や個数、支払い方法、届け先など定型的な業務をAIで処理することができます」

 --クレジットカード会員向けの督促にも使われているとか

 「クレジットカード会社さんの引き落としで残高が足りなかったときや、振り込み期限のお知らせに使っていただいています」

 --ほかに電話でのやり取りは

 「注文を受けるだけでなく、テレマーケティングでこちらから電話をかけて自動音声でアポイントメントを取ることも可能です。音声認識で全て聞き取れれば人間に比べて圧倒的に効率がいいですね。誰に対しても品質が変わらず、休憩もいらない。24時間対応も可能です。生産性が数倍になっているというお客さまのデータもあります」

 --もう一つの柱が、電話業務を自動化する「テルミー」です

 「地方自治体さんによく使っていただいています。スマートフォンを持っていない方に災害情報を伝える際、自宅の固定電話に瞬間的に何十、何百件も同じメッセージを音声で流すことができます。逆に、自動で大量の電話を受けて、録音されたものを返答することも可能です」

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