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【住まいの処方銭】災害とコロナ(2) 今年の夏は暑いと予想、熱中症対策は不可欠 冷感スプレーなどグッズも衣替え

 今年は、新型コロナウイルスから身を守る防災グッズも備えたい。

 特に避難所では、多くの人が集まる。各自治体では、避難の際には「マスク、アルコール消毒液、体温計」の持参を呼びかけている。

 これらに加え、日本防災士会(東京都千代田区)の正谷絵美さんは「ゴーグルやフェイスシールド、メガネがあると目の保護に役立ちます。避難所では、書類に自分の情報を記入します。専用のボールペンを用意しましょう。使い捨ての手袋、ジップ付きのポリ袋も複数あると便利です」とアドバイス。ポリ袋は、消毒した携帯電話を保管したり、避難所で食料保管に利用できる。

 さらに提案するのは、備蓄品の「衣替え」。今年の夏は暑いと予想されており、熱中症対策は不可欠だ。準備したいのは、濡れると冷えるタオル、シャツにスプレーして身体を冷やす冷感スプレー、濡れタオルに噴射すると氷になるスプレーなどだ。停電で冷房が使えないときに威力を発揮する。

 「塩分を補給するためのアメ、水で溶かして飲む粉のスポーツドリンクもあると助かります。水分補給も増えるので、冬より多くの量を備蓄しておきましょう」(正谷さん)。室内のほか、一部を車内でも保管しておくといざというときに助かるだろう。

 ところで、家族用、あるいは1人用でもよいので、テントがあると避難生活のストレスを少しでも減らせそうだ。広い避難所でもある程度のプライバシーが確保しやすくなる。公園などが避難所として解放されたときには、雨の日でも使用できる。

 1人用テントは簡易トイレを置けば、そのままトイレとして使用できる。ただ、使用の際は、避難所の運営者や周辺の人たちに許可を事前に取っておくことが望ましい。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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