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【トップ直撃】中小企業を金脈に導く! 膨大なデータを分析する「データサイエンティスト」育成 データミックス・堅田洋資社長 (1/4ページ)

 19世紀の米国のゴールドラッシュでは、金の採掘者に丈夫なワークパンツ(作業用ズボン)を売った人が最終的な成功者になったという逸話がある。21世紀の日本でも多くのAI(人工知能)ベンチャーが一獲千金を狙うなか、膨大なデータを分析する「データサイエンティスト」を育てる教育・研修事業を始めた経営者がいる。データサイエンティストが増え、中堅・中小企業にも導入されれば業績を大幅に伸ばすチャンスがあると明言する。(中田達也)

 --まずデータサイエンティストについて教えてください

 「データを解析して経営とビジネスに貢献する人をデータサイエンティストと呼んでいます。2010年代に入って、スマートフォンやIoT(モノのインターネット)を通じて多様かつ大量のデータが集まる会社さんがたくさん出てきました。そこからビジネスに有用な知見を発見できないかと考えたのが発端です」

 --具体的には

 「大きく分けて2種類いて、1つはエンジニアに近く、データを使ってAIやAIを使ったサービスを作ったりする人。もう1つは、経営上の判断材料を提供するコンサルタントに近い人です。弊社が教育や研修に力を入れているのはどちらかというと後者で、ビジネスパーソンでデータサイエンスに対応できる人材を作ろうという狙いです」

 --データサイエンティストを育成するスクールに個人で申し込む人も多いようですね

 「キャリアアップや転職を目指して自腹で申し込む人もいますね。卒業したら社内異動や転職を狙っています。法人の申し込みとの比率は1年ぐらい前までは半々だったのですが、経済産業省の『第四次産業革命スキル習得講座』の対象になって、条件を満たせば助成金が出ることもあり、いまは約7割が個人です」

 --受講者の層は

 「新社会人や24、25歳の人たち、30~40代以降の人もいらっしゃいます。一番多いのは、会社でエクセルは使っているがプログラミングはほとんどやったことがない文系サラリーマンというイメージです」

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