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【こんな時代のヒット力】大粒1・5倍+原点回帰で人気も“シュワッ” 森永製菓「大粒ラムネ」 (1/2ページ)

 2018年3月、森永製菓(東京都港区)が発売した「大粒ラムネ」が、売れている。発売から1カ月足らずで年間販売計画数量を売り切り、休売。大粒ラムネは、ラムネ瓶のような独特の容器で知られる「森永ラムネ」の粒を1・5倍にしたものだ。

 森永ラムネは1973年、ラムネ飲料のような清涼感が味わえるキャンディ菓子として発売された。硬い円形錠なのに食べると爽やかな甘さが口いっぱいに広がり、ラムネ飲料のようにシュワっと口どける「食べるラムネ」を目指し、開発された。

 水分に反応、吸熱作用があるぶどう糖を90%配合し、口の中で爽快感を実現した。以後、売り上げは大きく上下せず安定し続け、同社内で“優等生”と呼ばれるロングセラーとなった。

 それが2014年に大ブレークした。きっかけは、「お酒を飲む時にぶどう糖を摂ると良い」「勉強や仕事の時にぶどう糖を摂ると良い」などSNSなどで話題になり、テレビをはじめメディアで取り上げられたことだ。

 「ぶどう糖を90%配合し、手頃な値段でどこでも入手できることで、森永ラムネが注目された」と、同社マーケティング本部菓子第2マーケティング部、江原敦子さんはいう。SNSで拡散され、大人も森永ラムネを食べるようになった。

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