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【天野秀夫 中小型厳選株】「コスモ・バイオ」に注目! PCR関連が時流、最高益更新も (1/2ページ)

 決算発表シーズンに突入しました。新型コロナウイルスの感染拡大による企業業績への影響をはかる決算ともなってきます。増収増益企業、最高益更新企業としてジャスダックの「コスモ・バイオ」(3386)に注目です。

 コスモ・バイオは研究用試薬、バイオ関連機器、臨床検査薬の仕入れ販売を手掛けるメーカー機能を持ったバイオ専門商社です。取扱商品はモノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、核酸、遺伝子検出用試薬、PCR関連試薬、培地、ペプチド-などです。

 研究用のPCR・抗体検査用などの検査キットなど新型コロナ対策の関連製品を取りそろえていることから、株式市場の時流にも乗っています。

 好業績を見直すタイミングも接近しています。6月23日には資産の効率化と財務体質の強化を図ることを目的に、保有する投資有価証券の一部売却によって、投資有価証券売却益1億9000万円が発生する見込みを発表しました。

 今2020年12月期決算で特別利益として計上されますが、詳細は精査中としていました。当初の通期の予想は、売上高77億5000万円(前期比2・1%増)、営業利益4億3000(同6%増)、経常利益4億9000万円(同4・1%増)と小幅ながらも増収増益の見込み。

 前述の投資有価証券売却益の計上で3億1000万円(同30・3%増)の通期当期利益の予想は大幅に引き上げられる可能性がありました。単純に通期の当期利益予想に今回の投資有価証券売却益を合算すると、11年12月期に記録した過去最高益4億5800万円を9期ぶりに更新することにもなります。

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