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【住まいの処方銭】コロナ禍の遠距離介護 機器と人間関係で乗り切る (1/2ページ)

 親を遠距離介護していると、コロナ禍のサポートに悩んだことだろう。

 ブログ「40歳からの遠距離介護」を運営する介護作家の工藤広伸さんが知恵を伝授する。

 工藤さんは、認知症の母の介護のために岩手に年20回ほど帰省するが、今回は3カ月間、都内に足止めとならざるをえなかった。

 こんな状況下で、工藤さんが「あってよかった」いうのが、室内カメラだ。「スマカメ」という製品で、離れていてもスマートフォンで映像を見られ、録画もできる。母が日中、滞在する居間と台所の2カ所に設置。起きている時間帯の約8割をカバーする。居間では神棚に置き、コードをカバーで隠しているため、母はカメラを意識しづらい。

 「カメラを取り付ける際、親を説得しにくい方は『心配だから』『ずっと見るわけではないから』と言ってみましょう。ダメなら外せばいいのです」

 離れた場所から自分のスマホで、母がいる部屋のエアコンやテレビを操作できる「スマートリモコン」も有用だったそうだ。工藤さんが東京から、母のデイサービス帰宅時に、エアコンの温度を設定していた。今から気になる熱中症リスクも減る。

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