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【天野秀夫 中小型厳選株】「関通」株価再評価に期待 オンライン通販の物流代行、単なる物流会社ではなく物流IT開発企業の顔も (1/2ページ)

 日本の新興市場における時価総額トップ企業は作業服、関連用品の専門チェーンを展開するジャスダックの「ワークマン」と、フリマアプリ国内トップ企業であるマザーズの「メルカリ」です。くしくも7日終値ベースで見た時価総額は8070億円台で両社は並んでいます。

 ワークマンは過去最高益を連続して更新中の好業績・高成長企業として評価されており、株式分割を考慮した株価は上場来高値圏にあります。

 メルカリは6日に2020年6月期決算を発表し、最終損益は227億円の赤字と2019年6月期の赤字137億円から拡大して8期連続の赤字決算となりました(通期予想は非開示)。

 しかし、従来の268億円赤字予想からは改善されていたため、決算発表を受けた7日にメルカリの株価は一時680円高の5340円と急騰して、大引けでも5000円の大台に乗せました。

 メルカリは18年6月19日に初値5000円でIPOしました。この初値水準を回復したことで、次の目標は上場直後に付けた最高値6000円となってきます。

 ワークマン、メルカリともに変化する消費動向に対応できる事業内容と経営戦略を持つことから、成長が引き続き有力視できます。新興市場の2大両輪の活躍で、新興市場への関心はおのずと高まってくるでしょう。

 こうした中、巣ごもり消費を味方につけた企業の好決算が目立っています。資本業務提携先の楽天などのオンライン通販企業を対象に、企業の配送センター代行業務を手掛けるマザーズの「関通」(9326)。この株価再評価に期待が持てます。

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