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【天野秀夫 中小型厳選株】有力IT企業顧客に「ヴィス」躍進! デザイナーズオフィス事業展開 来年からの賃貸ビル稼働も安心材料 (1/2ページ)

 米国ではモバイルメーカーのアップルが、米国企業として初めて2兆円の時価総額に乗せたほか、電気自動車メーカーのテスラが、米小売り最大手である米ウォルマートを時価総額で上回ったことがニュースとなりました。

 こうした米国でのグロース(成長)株の活躍を受けて国内では、東証1部市場のグロース株と目されるゲームの任天堂、医師向け情報サイト運営のエムスリー、国内検索エンジン大手でLINEとの経営統合を控えるZホールディングスなどが人気化と株価が上昇しています。

 また、マザーズやジャスダックといった新興市場銘柄も、直近のIPO(新規上場)銘柄を中心に株価が躍動感を強めています。直近IPO銘柄は、株主が既存上場銘柄と比べてまだ少なく売り圧力が限られることから、ひとたび買いが先行する流れができると値動きが軽くなる修正があります。

 マザーズ銘柄として、前回に当コーナーで紹介した日本情報クリエイトは6連騰した21日に7月のIPO時にマークした上場来高値を更新しました。また、前々回の関通は8月に入って21日までの間、続落がなく上値指向を強めています。日本最大級のメールマガジン配信サービスを展開するメルマガの老舗企業「まぐまぐ」など、9月のIPO予定銘柄も続々と発表されて、物色意欲を刺激し始めています。

 こうした直近IPO人気を呼び込むことができる銘柄として、マザーズの「ヴィス」(5071)が注目できるでしょう。

 同社はオフィスのデザイン、移転、レイアウトなどを手掛ける「デザイナーズオフィス事業」を展開しています。ホームページで掲載されている顧客企業には、マクアケ、フリー、ピアラ、エボラブルアジアなどの人気上場企業に加えて、ビズリーチやスマートニュースといった知名度の高い有力IT(情報技術)系企業があります。今3月期売上高は93億8800万円(前期比0・9%増)、営業利益8億5700万円(同8・9%減)と売上高横ばい、減益予想としていることが懸念材料です。

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