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【ネット騒然銘柄】外資傘下入りで「日本ペイントHD」が乱高下

 21日の場中、塗料で世界大手の日本ペイントホールディングス(4612)は、シンガポールの塗料大手ウットラムグループによる計約1兆3000億円の出資を受け入れ、同グループの傘下入りすることを発表した。この発表を受けて東証が一時的に同社株を売買停止にしていたこともあり、取引再開後は株価が乱高下した。

 降ってわいた日本企業の買収劇と荒々しい株価の値動きをみて、2ちゃんねるの株板は「上下両方で爆益だわ!」「参戦すればよかった」といった自慢や後悔の書き込みでごった返している。世界でも大手の日本企業が海外の会社に買収されたことは、株式市場でもしばらく波紋を呼びそうだ。

 初値が公開価格の2・5倍、株価がそこから10日間で3・6倍と破竹の勢いを続けるティアンドエス(4055)。いわゆるシステム開発会社で、ここまで買いが殺到する理由は見当たらないものの、大手株系掲示板には根拠のない買い煽りがずらりと並ぶ。全体相場が閑散とするなか、IPO(株式新規公開)株の青天井相場はいつまで続くのか。 (新井奈央)

 【2020年8月25日発行紙面から】

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