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【住まいの処方銭】これから地方移住(2) 妻が車を運転できない! まずは交通利便性の高い地域に住む選択肢も (1/2ページ)

 シニア世代の移住では、何を調べておくべきか。

 「交通網が発達した中心エリアでない限り、車は必需品」。そう話すのは自治体の情報を提供する「移住・交流推進機構」(JOIN、東京都中央区)の後藤千夏子事務局次長だ。しかも「夫が運転できても、妻に免許がないと、日常の買い物にも常に夫が同行することになります」。免許を取得する方法もあるが、まず希望地に近い交通利便性の高い地域に住み、しばらく目的地に通う選択肢もある。

 医療機関の対応も確認したい。「50代後半になると、持病を抱えている方もいると思いますので、医療体制は調べましょう」(後藤さん)。自治体の移住相談窓口には、かかりつけ医や中核病院の詳しい情報がある。重大な疾患にかかったときはどうなるか質問しておこう。

 「新たな仕事を始めたい」と考える人もいるだろう。地方に限らず、一般的にシニアの仕事探しは簡単ではない。ただ、「地域に地縁や血縁があれば、紹介してもらえることも。地域活動に取り組む『地域おこし協力隊』は、若い方が採用されやすいのですが、シニアが採用された事例はあります」とも。

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