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【ネット騒然銘柄】ソフトバンクG、米ハイテク株バブル崩壊の引き金に?

 8日はバイオベンチャーのテラ(2191)の株価が、一時前日比20%の急騰となった。メキシコのイダルゴ州において、幹細胞を用いた新型コロナウイルスの治療法が薬事承認を受けたとの発表が材料だ。

 大手株系掲示板では、この発表をきっかけに1日で約4000の書き込みが殺到した。「次の承認でメキシコ総人口1億3000万人に適用可能」という書き込みを見かけたが、同社のリリースには「重症患者向け」と書いてある。企業は薬の開発に必死で、このトレーダーは買いを集めるのに必死なのだろう。

 米ハイテク株の金融取引が報じられ、ハイテク株の下落で巨額損失の発生が連想されるソフトバンクグループ(9984)に関するツイートが増えている。真偽は同社の発表を待たないとわからないが、米ナスダック市場の上場銘柄を中心とした「ハイテク株バブルの崩壊」を危惧するツイートが目立つ印象だ。

 トレーダーたちは、このソフトバンクG騒動が株価が上がり続けているハイテク株の利益確定のポイントになるかどうかを見極めているのだろう。 (新井奈央)

 【2020年9月10日発行紙面から】

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