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【天野秀夫 中小型厳選株】「AMBITION」に材料株妙味 「ヘッドウォータース」との資本業務提携 不動産RPA製品が経産省の補助金対象に (1/2ページ)

 半導体大手をグループに抱える持ち株会社「キオクシアホールディングス」の東証デビューを10月6日に控えて、IPO(新規上場)への関心が高まる方向にあります。前回も取り上げましたが、29日にマザーズにIPOする「ヘッドウォータース」への注目度が上っています。

 ヘッドウォータースはマルチAI(人工知能)プラットフォームの開発会社で、新型コロナ対策サービスとしては、3密対策・混雑認識、非接触認証+決済、遠隔研修、リモートワーク、遠隔医療、遠隔・無人接客-などのシステム、アプリを開発しています。

 注目度の高いIPO銘柄が登場すると類似対象企業に関心が向くほか、株主企業や事業提携先に人気が波及するケースがあります。ヘッドウォータースの大株主には上場企業として、総合PR会社のベクトル、DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルタントのチェンジ、婚活サイト運営のIBJ。さらにAMBITION、オークションなどの比較、検索サイト運営のオークファンも出資企業です。

 この中でマザーズに上場する「AMBITION」(3300)が注目できます。

 同社は、東京23区で住居用不動産の賃貸借(サブリース)を展開するプロパティーマネジメント事業を主力として賃貸仲介事業、住居用不動産物件の売買、不動産物件の売買仲介のインベストメント事業、不動産テック事業、少額短期保険事業、ホテル事業-などを展開しています。

 ヘッドウォータースとは、不動産テック事業の強化を目指して、今年3月に資本業務提携を締結しました。ヘッドウォータースの上場前発行済み株式数の0・86%にあたる8200株を所有しています。ヘッドウォータースの人気が上がると、株価3ケタ台の値ごろにあるAMBITIONの株価を刺激する可能性があります。

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