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【ネット騒然銘柄】“謎上げ”した「ブロードバンドタワー」

 18日の株式相場は平均株価が小動きとなる中、データセンター運営のブロードバンドタワー(3776)の株価がストップ高した。

 会社側から何らかのIRが出たわけではない“謎上げ”だったため、ネット上は例によって買いを促す書き込みのほかに、「買いのネタはなに?」など他者から理由を仕入れようとするトレーダーが続出した。あるベテラン業界紙記者は「18日は『会社四季報』の発売日。四季報で業績予想がかなり良かったので買われたのでは」と推測。トレーダーのバイブルとして長年、重宝されている会社四季報の神通力はいまだ衰えずといったところか。

 ここ1、2カ月のネット上の掲示板では、急騰を続けている銘柄についての書き込みより、買われてきた株の急落に関する書き込みが目立つ印象だ。ウィズコロナやアフターコロナを背景に買われてきた銘柄の中で、実力以上に買われ過ぎている銘柄の勢いが失速しつつあるのだろう。

 一方で、IPO(株式の新規公開)市場は引き続き活況を呈している。トレーダーたちの資金の二極化が加速しているのかもしれない。 (新井奈央)

 【2020年9月24日発行紙面から】

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