記事詳細

「日本の携帯料金高すぎる」は本当? 品質を考えるのが重要 (2/2ページ)

 また、携帯電話の「品質」については、ICT総研が同様に日本と海外(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国)との比較調査をしています。日本は「4G接続率」では98.5%とトップになっています。【2位韓国(98.3%)、3位アメリカ(96.1%)、4位イギリス(89.2%)、5位フランス(86.0%)、6位ドイツ(85.8%)】。

 同様に「ダウンロード速度」では、1位の韓国(59.0Mbps)と2位の日本(49.3Mbps)が圧倒的に速く、3位ドイツ(28.7Mbps)、4位フランス(28.6Mbps)、5位アメリカ(26.7Mbps)、6位イギリス(22.9Mbps)を引き離しています。つまり「総務省」の「携帯料金」の比較ではドイツやフランス、イギリスは安くはありましたが「品質」では、安かろう悪かろうで日本に劣るのです。

 このように「携帯料金」を考える際には「お金」と同時に「品質」も併せて考えることが極めて重要になるのです。

 日本の携帯料金は世界的に見ると、それほど高すぎるわけではないとしても「家計」という視点で見ると、携帯料金は高いと思えてしまう。それは、私たちの生活が、もはや携帯電話を抜きには成り立たないくらいに依存をし、家計の中で、毎月の支出では「食費」に次いで「交通・通信費」が2番目に大きな支出となっているからなのです。

 そのため、新型コロナの影響で普段の生活も一変した中で、「交通・通信費」において特に大きな割合を占める「携帯料金」をどうすれば減らせるのか、を考えてみることが「家計管理」では極めて重要になるのです。

 【プロフィール】

 細野真宏/日常よく目にする経済のニュースをわかりやすく解説した “細野経済シリーズ”が、経済本で日本初のミリオンセラーとなり、ビジネス書のベストセラーランキングで「123週ベスト10入り」を記録した。首相管轄の「社会保障国民会議」などの委員も務め、金融・経済教育の重要性を世に問い続けている。

 ※女性セブン2020年10月29日号

NEWSポストセブン

関連ニュース