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【ネット騒然銘柄】全固体電池を材料に「三桜工業」ストップ高

 9日は、自動車用チューブ大手の三桜工業(6584)がストップ高した。材料は、出資先の米国企業が次世代電池として呼び声の高い「全固体電池」を同社に納入すると発表したらしいこと。「らしい」と書いたのは、同日時点で三桜工業、出資先企業双方のホームページで記載が見つからなかったからだ。

 イナゴトレーダーたちは電池ネタが大好物である。それだけに、大手株系掲示などには「まだ初動」「売りあおってるやつ惨めだな(笑)」など強気な書き込みが押し寄せている。2016年の後半から17年にかけて、やはり電池ネタで「山王」の株価は4倍超に暴騰したが、「三桜」はどうなるだろうか。

 米国企業との資本提携を契機に株価が暴騰していたダントーホールディングス(5337)の株価は連日の急落。資本提携はいわば名目上の材料で、急騰は短期資金が集中したためだ。この手の銘柄は一度資金が逃げ出すと早い。2ちゃんねるの株板では、株価急落による悲鳴が上がるなか、ホルダーを嘲笑する書き込みが並んだ。 (新井奈央)

 【2020年10月13日発行紙面から】

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