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【住まいの処方銭】今から始めるベランダ園芸(3) 鉢が軽いなら水やり時、毎日様子を見て変化を楽しむ (1/2ページ)

 秋のベランダ園芸には、季節特有の注意点がある。種苗メーカー「サカタのタネ」(横浜市)のコーポレートコミュニケーション部の中野真由さんにポイントを聞いた。

 「苗を買ったら、ポリポットから外し、根で土が固まっていたら根を傷つけないように軽くほぐして、すぐプランターに植え替えましょう」

 苗はポリポットという小さい容器に入っている。ここで、「土を購入するまでの数日間だから」と、植え替えずポリポットのまま水やりするのはNG。秋は気温が日ごとに下がり、夏と比べると太陽光もだんだん弱くなる時季だ。一日でも、ポリポットのままでは、根が伸びる機会を奪う。ひいては収穫時期も遅れてしまう。

 また、ベランダにできた影で日当たりの時間が減らないよう、余裕があれば鉢を移動させたい。悪天候のときは室内に取り込もう。そのため、鉢は大きすぎず、重すぎないサイズに。前々回、紹介したブロッコリーなら、直径30センチで16リットルの10号サイズの鉢に1株だ。普段はベランダに置きっぱなしでよいが、エアコン室外機の風が当たる位置や、避難ハッチの上、隣との隔て板付近には置かない。

 秋は水やりの回数にも気を配ろう。毎日やると、根を腐らせてしまう。毎日、土の状態を確認して、表面が乾いているなら鉢の底から水が流れてくるほど、たっぷりと。「水やりした時に鉢を持ち上げてみて、その重さの感覚を覚えておきます。鉢を持ち『軽い!』と思ったら水やりの時期です」

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