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【ネット騒然銘柄】強気な中期経営計画発表でストップ高の「出前館」に心配の声

 新型コロナによる人々の生活様式の変化は、企業業績にも大きな影響を与えている。出前仲介サイト「出前館」を運営する出前館(2484)は15日の相場引け後、2020年8月期の通期決算を発表した。純損益は積極投資の影響で41億円の赤字となったが、決算と同時に3年後に営業利益120億円を目標とする中期経営計画も発表したことで、16日は株価がストップ高した。

 ネット上では、会社の強気計画を見て4000超のコメントが殺到。「(信用取引で)売ってるやつ(笑)」と買い方の勝利宣言が相次ぐ一方、「空売りが多いな」「3年後を期待して買う銘柄じゃない」といった先行きを心配する声も少なくない。出前が新たな生活様式として根付くかは、もう少し様子を見守る必要があるだろう。

 15日は、野菜直売所の農業総合研究所(3541)がJR東日本との資本業務提携を発表し、株価が急騰した。しかし、翌16日は高値から押し戻されたことで、2ちゃんねるの株板では「農業が死んで行く…」など、うらめしそうな書き込みが目立っていた。(新井奈央)

 【2020年10月20日発行紙面から】

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