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【ネット騒然銘柄】「鬼滅の刃」関連で「ウェッジHD」が大幅高

 山高ければ谷深し、である。創薬ベンチャーのジーエヌアイグループ(2160)は16日、注目薬の誘導体である新規開発化合物の「F351」について、第III相臨床試験に進むのが来年の4~6月頃になることを発表した。同社の株価は第III相をスキップすることへの期待感などによって急騰していたため、発表後には2日連続のストップ安と暴落した。

 ネット上では強気見通しを並び立てるホルダーもいるが、大半は「ここからさらに半値」といった相場の完全終了を宣告する書き込みが目立つ。すでにイナゴトレーダーが死屍累々(ししるいるい)といった感じだが、これ以上の犠牲者が出ないことを祈りたい。

 20日は、ウェッジホールディングス(2388)の株価が乱高下を交えながら大幅高した。大ヒットマンガ・アニメ「鬼滅の刃」の映画の宣伝担当を材料に、短期資金が集中したようだ。

 大手株系掲示板では「特需相場は始まったばかり」という書き込みを見かけたが、すでに収益どうこうの話ではなくなっている。「上がれば買う」という需給相場に突入しただけだ。(新井奈央)

 【2020年10月22日発行紙面から】

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