【ネット騒然銘柄】株価10倍高を達成 動画やライブ配信のインフラを提供「Jストリーム」 ネット騒然銘柄
欧米における新型コロナ感染拡大で再び企業業績の下振れ懸念が高まるなか、一部の業績好調な銘柄に買いが集中しているようだ。
動画やライブ配信のインフラを提供するJストリーム(4308)は10月30日、2021年3月期通期の業績予想を上方修正した。同社のサービスがコロナ禍でのニーズに合致したようだ。株価は決算発表前から上昇に転じており、大手株系掲示板でも「ジワジワ上がるパターン」など、足元では強気派が大勢を占める。同銘柄は約1年で10倍高(テンバガー)を達成したが、株価指標的にはかなり割高。今後も成長を継続できるのか注目だ。
一方、直近で好調な決算を発表したスマホゲーム開発のAiming(3911)の株価は反落。決算が投資家の期待している水準を下回ったことや、直近のマザーズ指数急落が影響しているようだ。同銘柄の掲示板では「ドラクエはもう古い。いまは鬼滅よ(※同社はスマホゲームの『ドラゴンクエストタクト』を開発)」など、いま話題の「鬼滅の刃」ネタで盛り上がっている。(新井奈央)
【2020年11月5日発行紙面から】