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【住まいの処方銭】コロナ禍のマンション防災(2) 家具の配置、電気なし調理方法など「地震対応訓練」の実施を (1/2ページ)

 いざというときに適切に行動するには日ごろの訓練が重要だ。新型コロナウイルスが拡大している今は実施が難しいので、今後の課題としたい。

 マンション防災士の釜石徹さんは、居住マンションが新耐震構造であることを前提として、在宅避難を推奨する。ここで訓練について、「一般的に行われているのは『階段を下りて逃げましょう』という火災訓練です。しかし、大地震が起きても大きな被害がなく、火災も起きなければ、室内から逃げる必要はありません」と話す。

 釜石さんは地震で大きな揺れが収まったら、周囲を見てみることをアドバイスする。火災が起きていなければ、自宅にとどまりたい。高齢者など外出しづらい人が無理に下階に行って再度、上階に戻るのをやめれば、負担は減る。

 そのためにも、釜石さんは火災訓練に加え、「地震対応訓練」の実施を勧める。「地震対応訓練では揺れたときに室内でケガをしないよう、家具の配置、電気なしで調理する方法など、身を守り、暮らし続けるためのノウハウを伝えます」

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