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【住まいの処方銭】ウイルス抑える湿度管理(1) 温湿度計を寝室の頭近くに置く、窓ガラスが結露でビショビショなら加湿し過ぎ (1/2ページ)

 室内が乾燥していると空気中でウイルスが飛散する量が増える。室内環境にも気を配ろう。大切なのは加湿だ。

 生活や暮らしをテーマにした研究・調査を手がけるエフシージー総合研究所(東京都江東区)の暮らしの科学部部長(取締役)の川上裕司農学博士は「ウイルスは湿度40%以下で活性化します。50%から60%の湿度を保ちましょう」と話す。

 一方で、「加湿のしすぎによるアレルギーのリスクにも目を向けたい」とも。湿度が80%を超すと、カビやダニにとって快適な環境となり、ぜんそくやアレルギーを引き起こす危険性がある。

 ぜんそくといえば、子供の病気というイメージがあるかもしれないが、最近の住宅は、高気密で高断熱。こまめに掃除をしていればよいが、怠っていると、室内にカビやダニのほか、チャタテムシなどの小さな昆虫、きのこの仲間、花粉など、アレルギーの原因と“共存”してしまう。シニアでもある日突然、アレルギーになる可能性は十分ある。発症しやすいのは、冬から春先にかけてだそうだ。

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