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【トップ直撃】「お客さま目線」は“地球”規模! 自分が心底買いたい商品でないと説得力ない アース製薬・川端克宜社長 (1/4ページ)

 創業から130年近く、社名に「アース(地球)」と冠してから半世紀以上、虫ケア用品(殺虫剤・防虫剤)のアースジェットや入浴剤のバスロマン、オーラルケア用品のモンダミンなど、生活に密着した商品を世に送ってきた。「お客さま目線」を重視し、「地球上すべての人に必要とされる製品とサービスの提供」を掲げ、海外事業の拡大を目指す。(中田達也)

 

 --この時期の売れ筋商品は

 「バスロマンや子会社のバスクリンの入浴剤ですね。通年商品ではオーラルケアのモンダミンなどですね。ウイルス対策のアルコール除菌では、手が疲れないエアゾール式で速乾性のスプレータイプや、外出時にピンポイントでワンプッシュできるタイプ、部屋全体を除菌できるタイプなど、生活シーンに密着した商品開発を進めています」

 --業界首位の殺虫剤や防虫剤の呼び名を「虫ケア用品」に変えたことも話題になりました

 「殺虫剤は長く使われている言葉ですが、データでは1割から1割5分ぐらいの人がネガティブなイメージでした。こうした方々を取り込めれば、業界にとっても悪い話ではないと考えました。ケアという言葉には注意喚起するという意味もあるので、虫に注意して命を守るという意味でも簡単で分かりやすいと決断しました。だんだん違和感もなくなってきたかなと感じています」

 --商品開発で重視していることは

 「お客さま目線ですね。モノづくりをしていくなかで、自分が心の底から買いたい商品でないと説得力に欠けます。データに基づいた機能はもちろん重要ですが、たとえばスプレー製品のポンプの握りやすさなど、肌感や使用感も大事にしています」

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