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【定年起業への挑戦 実践編】昭和40年代に流行したGSサウンドに光を 自らの「レコードレーベル」設立 (1/2ページ)

 井上義之さん(63)は、大手メーカーを定年退職し精力的に音楽活動を展開している。井上さんは昭和40年代に流行したグループサウンズ(GS)に大きな影響を受け、退職後は当時GSのメンバーだった方たちと一緒に、もう一度GSサウンドに光を当てたいと考えていた。55歳ぐらいから、その夢を具現化しようと、会社の中の音楽関連部門に移動を申請する。

 「会社の実務を通じて自分の枠を広げたいというのは、若いころから考えていたんです」(井上さん)

 自らもキーボードやフルートを演奏し、譜面も書ける井上さんは、アフター5に往年のGSメンバーの演奏活動に参加し、サポートを勤め、そこで人脈も広がった。

 しかし、コロナ禍になってライブが難しくなる。そこで、井上さんは音楽配信にかじを切り、自らのレコードレーベル「Kiss Cheek Records」(https://kisscheek.crayonsite.info/)を立ち上げた。中でも井上さんのいち押しは女性歌手のChihaya。昨年12月6日には「中野名曲堂」で発売キャンペーンを行い、多くの客を集めた。

 「もともと、レーベルの立ち上げなんて念頭になかったのですが、始めてみると『自分の音楽配信も手伝ってほしい』『CDを作ってライブで手売りしたい』という声を立て続けにいただきました」

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