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【住まいの処方銭】制度を上手に(2) 新築購入やリフォームで「グリーン住宅ポイント制度」 ポイントは追加工事や防災・健康関連商品などに

 コロナ禍で、仕事や生活スタイルが大きく変わった。

 「テレワークをしているが、自宅が寒くて光熱費の負担が増えた。リフォームしようか」。あるいは、「思い切って東京以外の地域で暮らそうか」と考える人もいるかもしれない。

 こういった人が、快適な住まいが手に入るよう、後押しする制度ができる。「グリーン住宅ポイント制度」という名称で、定められた省エネ性能を満たした住まいを新築や購入したり、リフォームをしたりするなら、ポイントが受け取れる。コロナ禍で落ち込んだ経済の回復が目的だ。

 省エネに関する条件に該当する住宅の新築や購入が対象で、状況により15万~100万ポイントを得られる。リフォームでは最低5万ポイント以上の工事が必要だ。賃貸住宅でも貸主が改修をOKすれば対象となる。

 得られたポイントは「1ポイント=1円」として、追加工事をはじめ、防災や健康関連商品、省エネに優れた商品などに交換できる。対象期間は、昨年12月15日から今年10月31日までに結んだ工事契約や売買契約だ。

 この制度がユニークなのは、「空き家バンク」に登録された住宅を購入したり、「東京圏から移住する」ために新築したり、中古住宅を購入したりした場合でもポイントが得られることだ。

 東京圏からの移住とは、一定期間、東京23区内に住んでいるか、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県(一部地域を除く)に住んでおり、東京23区内に通勤している人が、東京圏外に移住する例が該当する。

 制度開始時期のめどは今年4月ごろ。すでに省エネリフォームを終えた人は、契約書などを確認しておこう。

(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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