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【コロナが変えた会社のカタチ】東京ガス(上) “BPR推進”前例や先入観を捨てゼロベースで業務を見直し (2/3ページ)

 一人一人のBPRでは、全社員が自分の業務を「業務棚卸シート」で見える化した。それをもとに、「E(廃止)・C(統合)・R(置き換え)・S(簡素化)シート」で課題を抽出し、対策を検討。「業務改革プランシート」で実行という進め方をした。

 昨年度のBPRアンケートでは、約7割がBPRを実施し、大半が「前向きに取り組めている」と回答。取り組み事例では、「業務のムダの削減・効率化」「デジタルツール活用」「業務の見える化・マニュアル化・標準化」などが多い。

 BPRで重要なことは、一過性で終わらないことだ。

 全社員向けにBPRに関するeラーニングを実施し、約8割が受講。そのうち8割以上が「内容を理解でき、実践にも使える」と回答。「今後も受講したい」という社員は9割を超えている。

 テレワークの推奨、コロナ禍によるサテライトオフィスの設置などもBPRの後押しになった。BPR推進チームのメンバーは4人。「今後は、自律的なBPRの実現を推進していきたい」と瀬尾さんは力強く話した。

  (危機管理・広報コンサルタント 山本ヒロ子)

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