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【凄腕アナリスト ザ・覆面】子会社「ソード」が新カメラを発売、「PCIホールディングス」見直し 今9月期予想は増収増益 (1/2ページ)

 菅義偉総理大臣の退陣意向が皮肉にも、株式市場を閉塞感から解き放ち、日経平均は約5カ月ぶりの3万円の大台回復となった。首都圏における新型コロナ感染者数の減少傾向という要因もあったものの、大方の予想を超えた急騰劇だった。

 日経平均が9月8日にかけて8連騰をみるなか、6日大引け後には、日経平均を構成する225銘柄の定期入れ替えに伴う銘柄の発表が実施された。

 キーエンス、村田製作所、任天堂が新規採用となり、日清紡ホールディングス、東洋製缶グループホールディングス、スカパーJSATホールディングスの3銘柄が除外された。10月1日の日経平均算出から反映される。大方の予想通りといったところだろう。7日の東京市場では来年の新規採用有力候補となった日本電産が早くも人気化した。

 このほか、株式市場ではトヨタ自動車の電気自動車バッテリーに対する1兆5000億円投資を手掛かりとしたバッテリー関連、日本時間15日深夜に決まった米アップルのオンラインイベント開催を材料とした電子部品関連-などテーマ物色がお祭り状態となった。

 地合いが好転すると、企業が発表する材料などに株価が好反応を示すようになる。

 7日に連結子会社で国内トップクラスの組み込みパソコンメーカーであるソード社がラズベリーパイ搭載のネットワークカメラの発売を発表したことで、親会社の「PCIホールディングス」(3918)が見直しのきっかけをつかみそうだ。

 ラズベリーパイとは、ARMプロセッサを搭載した小型で安価なコンピュータボード。エッジサーバやゲートウェイ、多機能家電などで幅広く搭載され始めている。

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