記事詳細

【バフェットの次を行く投資術】「日本の宇宙ビジネス」は衛星が中心に 故障しない「日本品質」は絶大なブランド力 (1/2ページ)

 ロケット打ち上げは、もちろんビッグビジネスだ。例えば欧州宇宙機関は、1975年に欧州各国が共同で設立した宇宙開発・研究機関だ。現在は22カ国で2000人を超えるスタッフがいる。

 この欧州宇宙機関は、「一番乗り競争」や学術研究ではそれほど目立たないが、人工衛星打上げロケットのアリアンシリーズを開発し、アリアンスペース社を通じて世界の民間衛星打ち上げの実績を重ねている。世界の民間商用衛星打ち上げ市場の約半分の圧倒的シェアを誇っているのだ。

 その他にも、テスラ創業者のイーロン・マスク氏が率いる米スペースXなど宇宙ロケット打ち上げビジネスに参加する企業は多い。しかし、宇宙ビジネスの「本命」はそこではない。

 われわれが地上のスマートフォンで位置情報を取得するときに宇宙を意識することはまずないが、その位置情報の取得のために全地球測位システム(GPS)衛星が活躍しているのをご存じの読者は多いであろう。この地球を周回する衛星こそが、特に「日本の宇宙ビジネス」の中心になるはずだ。

関連ニュース