【会社をダメにした「あの一言」】処分や進退には言及せず「第一生命 生保不払い問題」

「がんの事実上の告知になるので保険加入の周知ができなかった」

2009.12.15


斎藤勝利・第一生命社長【拡大】

 2005年夏、明治安田生命による保険金の不当な不払い問題は、他の大手生命保険会社に飛び火し、06年−07年には生保業界全体の問題となった。

 大手各社では、年間数百から数千件の保険金・給付金の不払いがある。契約者に重大な過失がある場合や犯罪に絡むものなどが原因の「不払い」については各社が査定基準を作成し、個別契約ごとに支払うか否かを決める。明治安田生命の不払いは、契約者の過失を必要以上に厳しく認定し、不払いにしたものが多かった。そのため、同業他社にも金融庁が報告を求めた。【続きを読む】