【発掘オモシロ人間!!】10年の“充電期間”へて「佐渡おけさ」の達人に・佐渡汽船営業サービス東京営業所村田憲一さん

2010.08.16


村田憲一さん【拡大】

 「佐渡旅行だけでなく、新潟・佐渡出身者の国内旅行の相談や、この時期は地元への帰省客からの問い合わせも多く、電話回線もパンク寸前です」と話す佐渡汽船営業サービスの村田さん。

 曾お爺さんは民謡「佐渡おけさ」を全国行脚しながら広めた立役者・村田文三さんで、知る人ぞ知る有名人。1991(平成3)年に入社した村田さんは97年に一度退社している。「他の職種を経験してみたいのと、民謡で第一線だった曾爺ちゃんの存在が大きすぎて、プレッシャーに負けたんです」

 「佐渡おけさ」はうまくて当たり前。しかしながら、入社ホヤホヤのころは若いせいもあり民謡にはまったく興味がわかず、歌うこともしなかった。佐渡汽船を飛び出してから10年…。

 定年退職を迎える大先輩と久々に話する機会ができ「どうだ、いま一度戻ってやってみないか」と進言され舞い戻った。

 「10年がたっても仕事は覚えているものですね、なんの問題もなく戻れました」。歌えなかった肝心の「佐渡おけさ」については、覚悟を決め、添乗員のときはお呼びがあれば必ず歌えるまでになった。

 「高い声をいかに太く長く出すかが民謡の特徴です」という村田さんは、今では民謡団体にも入り、ノドを磨いている。営業では「有名な人の子孫だから、彼に任せれば問題ない」という安心から旅行日程すべてを丸投げで任されることが多い。だが、喜んでもいられない。

 バブル時期と比べると佐渡の観光客は半減している。でも最近は北朝鮮から戻ったジェンキンスさんが観光に一役買い「ジェンキンスさんがせんべいを焼いていまして、観光客と記念写真に収まったりして人気の的になっています」。それでもまだまだと宝探しプランや、9月は国内最長のトライアスロンの国際大会があったりと、佐渡の集客もアップしつつある。

 

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