豪から来た主任さん 日本文化に触れ、日本好きに

★アサヒビール人事部主任 ロビン・シャンカーさん(30)

2011.02.17


アサヒビール人事部主任・ロビン・シャンカーさん【拡大】

 現在、アサヒビールには外国籍の社員が13人、海外で働く駐在員が約70人いるが、ロビンさんは唯一、その中で英語圏(オーストラリア)出身の正社員。

 入社のきっかけを「離職率が0・9%と驚くべき数字が示すように、社員満足度が高く、社員を大事にする会社と思いました。それに面接官がフレンドリーで、会社の空気が合っていると思い入社を決めました」。アサヒビール入社は2009年8月だが、来日歴は7年になる。「初めての来日は交換留学生として、岐阜大学で日本語と経済を学びました」

 大学を終え、そのまま石川県の役場に就職して国際交流推進の仕事に従事した。来日理由は「オーストラリアで航空会社のアルバイトをしたとき、日本文化に触れる機会があり、日本が好きになりました」という。「日本人の真面目さ、勤勉なところ、最後までやり抜く力! すごいです。それに日本の女性もカワイイじゃないですか…」。日本女性びいきからか、06年に一度帰国してオーストラリアの大学院に入学すると、昼も夜も学校に通い詰めで勉強し、10カ月で単位を全て取り終えてすぐに来日した。

 そして昨年4月、アサヒビールのグローバル化を目的とした社内研修『グローバル・チャレンジャーズ・プログラム(GCP)』を立ち上げ「122人の応募から10人を選抜し、7カ国に3カ月の語学研修と現地ビジネスの概要や調査、実際に海外市場を体験、必要な知識を体得させるために派遣するようにしました」。ロビンさんは彼らの赴任前の予備知識の講師を自ら務め、異文化理解について経験などを交えてレクチャーした。同年5月から半年をかけ『国際塾・欧米篇』の社内研修も実施し、全国52事業場、817人に講義をしている。「英会話レッスン、欧米文化研修、欧米におけるビジネスマナー、欧米コミュニケーションのコツなど、各事業上の状況に合わせて対応しました」とアサヒビール・グループ会社のグローバル化を目指し、新しい風を次々と吹き込んでいる。

 「もっとオープンマインドに、言葉が通じなくてもHeart to Heartのコミュニケーションがあれば何でもできます」と日本人にエールを送った。

 

注目情報(PR)