「サーバーズ」中田琢也社長 次なる開拓地を求め続けるエンタメ探求者

★「サーバーズ」中田琢也社長(48)

2013.11.18

 今年9月、東京・神楽坂にオープンした薪で焼く和牛熟成肉とワインの店「薪焼KICCOLY」や、「角(かど)の蛸笑(たこしょう)」などを展開中のサーバーズ。中田琢也社長(48)は、ビリヤードやカラオケの店を成功させたエンターテイナー&アミューズメント事業の開拓者として知られる。

 1965年、静岡県磐田市に生まれる。学生時代にアルバイトながらプールバーの店長を任されたのがアミューズメント人生のはじまり。大学中退後、ビリヤード店を経て大手カラオケチェーン店に入社。8年半で30店舗のカラオケ店を立ち上げた。年収は1000万円を軽く超えていたものの、「事業部長となって、もうその会社ではスキルアップできないと分かったとき、もう1回、ゼロからチャレンジしたいという気持ちを抑えられなくなって」。転職し、あるパチンコの事業会社を経てコスモ通商(現・バグース)に入社した。

 「もともとコスモ通商は、茨城県日立市のカラオケのチェーン店です。同社が東京進出を模索していたときに創業者と会い、『一緒にやってほしい』と言ってくださいました」

 給与は半分に減った。「それでもいい」と思った。入社直後、ビリヤードの人気再燃の動向にいち早く着目し、事業化を推進。「ホスピタリティ&エンターテインメント」とのコンセプトでビリヤード・ダーツ「バグース」をはじめ、カラオケ店、レストラン事業のプロデュースを手掛けた。入社時に11億円だった売上高は、十年余の間に89億円まで拡大した。

 バグースは11年、ダイヤモンドダイニングへ事業譲渡。12年5月に中田氏はバグースを去った。

 「私も40代後半。『独立するなら今しかない』と、わがままを聞いていただきました」

 設立した会社「サーバーズ(SERVERS)」と名付けた。

 「サービス、料理、エンターテインメント、いずれにおいてもホンモノを追求する質の高い事業を展開していきたいと思っています」

 この秋にはケータリング事業にも参入。飲食&アミューズメントの新たな世界を切り開く中田氏の今後に注目したい。 (細見昇市)

 ■ほそみ・しょういち 1963年生まれ、京都市出身。大学卒業後、リクルートを経て93年に戦略型求人広告代理業務「キイストン」を設立。「波乱」に満ちた経営者ら2万人と会ってきた経験を生かし、人材採用コンサルタントとして活躍。当連載名もあえて「波乱万丈」とした。著書に「リクルート式 一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)など。

 

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