「ディーアール」谷脇宗社長 10業態展開の若きカリスマ経営者

★「ディーアール」谷脇宗社長(35)

2013.12.16


今年5月に東京・六本木にオープンした巻き寿司&ワイン「六道(ろくみち)」【拡大】

 「ラーメン道楽」にはじまり、現在ではホルモン、蒸し巻き串、イタリアン、そば、立呑酒場など、マルチブランドで10業態20店舗の飲食店を展開しているディーアール(東京)。「DINING RENOVATION(ダイニング リノベーション)」からとった社名の通り、飲食業界に新風を吹き込み続けている同社の谷脇宗(たかし)社長(35)は、若きカリスマ経営者としてしばしばマスコミに取り上げられている。

 1978年6月28日生まれ。東京都品川区出身。86年、父親がラーメン店「道楽」を開業した。両親ともに働いていたため、幼い頃は2つ下の弟と一緒に料理を作ることもあった。これが飲食の原点となる。高校時代から父の店でアルバイトを始め、大学生の時に株式会社化した「道楽」に就職した。

 「経営者の息子という色眼鏡で見られたこともありました」

 負けず嫌いの谷脇氏は、実力で外野の声をねじ伏せていく。3号店の出店時には店長に抜擢され、経営にも徐々に参加していった。

 「いずれ、父の店を引き継ぐことになる。この店を大きくしよう」

 仕事の合間に経営の本を読み、セミナーにも参加。そして24歳、食材卸のために立ち上げたディーアールで社長に就任。そこへ飲食店経営を新たに加えていった。

 大変だったのは、いずれの業態も自ら修業し、仕事を覚え、開発しなければならなかったこと。FC展開でも自ら先頭に立ち、研修を受け、店舗のオープン、運営までをリードしてきた。

 「10年先まで求められ続ける業態を作りたい」。谷脇氏の、1つの目標だ。一方、年商は昨年10億円を超え、その先の20億、30億に向けての具体的な数値の目標も掲げる。そのためにはクリアしなければならないことがある。それが、「強い組織」の創造だ。

 「いままでは僕が全部の店舗を見てきたが、そろそろ限界です」

 そこでいま、人材を積極的に求めている。若き経営者は、自らと同等の実力を持った意欲ある青年を迎え入れることで、もう一皮むけようとしている。 (細見昇市)

 ■ほそみ・しょういち 1963年生まれ、京都市出身。大学卒業後、リクルートを経て93年に戦略型求人広告代理業務「キイストン」を設立。「波乱」に満ちた経営者ら2万人と会ってきた経験を生かし、人材採用コンサルタントとして活躍。当連載名もあえて「波乱万丈」とした。著書に「リクルート式 一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)など。

 

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