善意のハッカー バーナビー・ジャック

2014.01.24

 家電や医療機器など、コンピューターがあらゆるところに埋め込まれている今日。善意のハッカー、バーナビー・ジャック(1977〜2013)は、こうした「組み込みシステム」の持つセキュリティー上のリスクを告発した。

 ニュージーランドに生まれ、アメリカでセキュリティーの専門家として働いていた彼の名前が知られるようになったのは、2010年の国際会議で、ATMにコンピューターウイルスを仕込み、遠隔操作で紙幣をどんどん吐き出させるというデモを行ってからだ。ATMの不正な遠隔操作が、実はそれほど困難ではないことを暴いてみせたのである。

 その後は埋め込みシステムのセキュリティーを専門に研究し、携帯型医療機器インスリンポンプやペースメーカーのハッキングのデモを行っては、身近なところに潜むセキュリティーリスクに警鐘を鳴らし続けた。

 昨年8月にも、AEDなどの医療機器のハッキングのデモを行う予定だったが、直前に急逝。早すぎる死が惜しまれている。 (ScriptWorks・樫崎ゆき)

 

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