「クオルス」高波利幸社長 ヨーロッパ研修でイタリア料理に目覚め新潟、東京で成功

★「クオルス」高波利幸社長(45)

2014.02.03


クオルス・高波利幸社長が展開するトラットリア(大衆食堂)【拡大】

 今秋、銀座一丁目に誕生する商業施設「キラリト ギンザ」への出店が決定した「クオルス」は、イタリア料理飲食店の経営およびコンサルティング&プロデュースを手がける。新潟県上越市に本社を置き、新潟、東京、神奈川、そしてイタリア・ローマと現在6店舗を展開している。

 同社の代表・高波利幸社長(45)は「有言絶対実行で僕はローマにイタリア料理店を出した」と振り返る。

 1968年2月18日、現在は上越市になっている山間の村で生まれる。大学は進学せず、通っていた喫茶店のオーナーに刺激されて進んだのは「服部栄養専門学校」。この1年の中でヨーロッパ研修が人生を決定づけることになる。「私にはイタリアがいちばんよく似合うような気がしたんです」。卒業後、イタリアンレストランに就職する。

 東京で7年間暮らした後、新潟に帰省。「父が残してくれていた土地があったから、そこに3階建ての商業ビルをつくり、2階に私のイタリア料理店を開業しました。これが本店、というか1号店です」

 当初は流行ったものの、3カ月もすると客足が遠のいた。そこで、「料理の量を2倍にしてイタリア家庭のように取り分けて食べるスタイル」に転換、それが功を奏した。

 95年には、新潟市に2店舗目を開業。この店はすぐに軌道に乗った。そして98年、いよいよ東京に殴り込む。「南青山です。勝算はなくもなかった。競合店の7割の価格で同じクオリティーの商品を出せばお客さまはついてくださると思っていた」。狙い通り、あたった。

 2006年には川崎の「ラ チッタデッラ」からオファー。3回断ったが、最終的に条件も見直され、出店を決意する。12年6月にはローマにも進出。これには、料理人たちに本格的にイタリア料理の勉強をする機会を提供するという意味もあるという。スタッフ全員日本人という店は地元イタリア人に大人気だという。 (細見昇市)

 ■ほそみ・しょういち 1963年生まれ、京都市出身。大学卒業後、リクルートを経て93年に戦略型求人広告代理業務「キイストン」を設立。「波乱」に満ちた経営者ら2万人と会ってきた経験を生かし、人材採用コンサルタントとして活躍。当連載名もあえて「波乱万丈」とした。著書に「リクルート式 一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)など。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!