「ドリーマーズ」中村社長 「人々を元気にする」店作り

★「ドリーマーズ」中村正利社長(45)

2014.05.19


もつ焼きが看板の「串屋横丁 門前仲町店」【拡大】

 IT社長を経て飲食チェーン「ドリーマーズ」の社長になった中村正利さん(45)。18歳でペンション経営を目指し、大阪の辻調理師学校卒業後、東京・西麻布のイタリアンレストランに就職するが、ドトールコーヒー創業者・鳥羽博道さんの著書「ドトールニューマーケット創造の原点」に感動し、21歳で同社へ。

 納得の味ができるまで、とことんテイスティングを続ける鳥羽社長を目の当たりにする。「まったく妥協がなかった。150円のコーヒーに凝縮された生き様に『社長のように生きよう』と決心しました」

 4年間勤めた後、起業のための資金作りに不動産会社に転職。24歳の時だ。毎日足が棒になるほど営業し、3年目には年間売り上げ4億円のトップセールスマンに。年収1500万円を超えていた。

 そして1996年、ついに起業。可能性を感じてIT会社を設立し、業績を伸ばして4年目に検索エンジン作りに挑戦した。

 だがネットバブルが弾け、増資困難で頓挫。しばらく足腰を鍛え直し、赤字解消した頃、養老乃瀧グループ「一の酉」の委託経営で、飲食業に着手した。同業の平均月商121万円をはるかに上回る4倍の売り上げをはじき出し、2年の契約期間終了後、独立。もつ焼き「串屋横丁」を始めた。33歳だった。

 この時出会った「つぼ八」創業者・石井誠二さんの人生観、仕事観に触発される。「感動、元気、やすらぎ」を理念に掲げ「社会に愛され、飲食事業を通じて人々を元気にする」を目標に、「この街にできてよかったと思ってもらえる店作り」に邁進(まいしん)してきた。

 「他のもつ焼きチェーンにはない『仕入・生産・流通』の仕組みを持っているので、品質、価格、サービスどれをとってもどこにも負けていない」と自信を持つ。

 「僕にとって楽しい仕事は『変化し続ける仕事』。創業して丸7年で25店舗を出店、千葉県に本社と工場を作り、自社流通網を整備し、ものすごい勢いで変化し成長している。この会社に『就職したい』ではなく『一緒に会社を作りたい』と思える人を探しています」

 5月19日から夕刊フジとコラボし「オレンジ世代応援キャンペーン企画」で、串屋横丁新橋西口通り店(港区新橋3の22の7)を『オレンジ世代酒場』として2カ月限定でオープンさせる。

 「常に変化し続け、全員でワクワクしながら会社を創っていきたい」 (細見昇市)

 ■ほそみ・しょういち 1963年生まれ、京都市出身。大学卒業後、リクルートを経て93年に戦略型求人広告代理業務「キイストン」を設立。「波乱」に満ちた経営者ら2万人と会ってきた経験を生かし、人材採用コンサルタントとして活躍。当連載名もあえて「波乱万丈」とした。著書に「リクルート式 一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)など。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!