1日はなぜ24時間なの? 並外れて優れた「12進法」

2014.05.21

 私には以前からずーっと不思議に思っていることがある。それは「1日はなぜ24時間とカウントするのか?」だ。

 古来、時間の概念の根源は「1日」である。日の出から次の日の出まで…それを日没までの昼間と、暗い夜に2分割。昔は日光とともに生活していたため、昼間をどのように細分割するかが問題だった。古代バビロニアやエジプトや中国では、少なくとも二千数百年前には、昼間を日時計で「12等分」した時間を使っていたという。

 人間は手の指が10本なので数をカウントするとき、10を単位とする10進法を使うことが誕生以来の常識・宿命だ。なぜ10等分ではなく12等分なのか。これが不思議。

 10進法については「人類の数学的・論理的思考を1000年単位で遅らせた」という話を本で読んだことがある。数学的にみると10の約数は(1とそれ自身を除くと)2と5。12は2、3、4、6。さらに4と6にも約数があるため計6個。12は約数・倍数の宝庫で、数字を数の集まりとして考えるとき、並外れて優れた数値なのだ。

 実際に12の倍数である24時間が1日とされた結果、12でも8でも6でも4でも3でも2でも割れて、時間の使い勝手が非常にイイことは皆さんも実感しているハズ。仮に1日が10の倍数の20時間だとしたら、どれだけ不便だったことか…。

 ただ、二千数百年以上前に12進法のメリットに気が付いていた古代人が、時間以外の数字についてはなぜ12進法を放棄したのか。これもまた超不思議…。

 ■司法書士法人新宿事務所代表ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」メーンパーソナリティー

 

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