酒の飲み過ぎに要注意 練習すれば強くなるは気のせい

2014.06.18

 酒が強い人や弱い人、全然飲めない人、病気になる人、中毒になる人、身を滅ぼす人…といろいろいるけど、ナゼ? よく分からないことを放っておけない性分なので調べてみた。

 飲酒によって体内に取り入れられたエタノール(エチルアルコール)は胃や小腸から吸収され、肝臓内でアルコール脱水酵素によって「アセトアルデヒド」に分解される。これは化学製品として酢酸エチル(マニキュアの除光液やシンナー)の原材料にもなる毒性の強い物質で、悪酔いや二日酔いの元凶。これを肝臓内でアセトアルデヒド脱水素酵素で酢酸(す)に分解し、無毒化して体外に排出するのが酒の消化(代謝)だ。

 酒に強い・弱いは、このアセトアルデヒド脱水素酵素の活性の高・低による。これは生まれたときから遺伝子の塩基配列の違いで決まっている。酒が強い人は弱い人の16倍もこの酵素が働くそうで、飲めない人はこの酵素が働かないため、微量の飲酒でも肝臓内にアセトアルデヒドの毒性が長時間留まってしまう。

 だから酒が弱い人、飲めない人に無理やり飲ませてはダメ。練習すれば酒に強くなる…は気のせいだ。遺伝的にアセトアルデヒド脱水素酵素の活性が高いからといって、胃や肝臓が強いわけではないし、脳が酩酊(めいてい)に対して強いわけでもない。

 酒に強い人ほど、内臓疾患やアルコール中毒になるリスクも高いらしい。二日酔いや飲酒途中から記憶がないのは身体からのシグナル。酒は適量に。

 ■司法書士法人新宿事務所代表 ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」メーンパーソナリティー

 

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