自分が死んで落ち込む家族が心配

2014.06.30

 Q.自分が死んで落ち込む家族が心配

 A.家族が葬儀でちゃんと悲しめるよう準備しておく

 「父を亡くしてからの母はみるみる老け込んじゃいまして。気丈に振る舞っていましたが、悲しみをため込んでいたのかもしれません。2年後に後を追うように亡くなりました」

 こう話す東京都三鷹市の園田信吾さん(54)=仮名。そんな母の最期を見て、妻が心配になったという。結婚生活30年、けんかもしょっちゅうだが、自分の死のショックから妻が立ち直れないのではとの不安を拭いきれないからだ。

 近年、愛する人を失った悲しみからいち早く立ち直れるよう手助けするグリーフケアが注目されている。友人や同じ境遇の人に悩みを打ち明けたり、故人の遺品を思い切って処分したりすることで気持ちに整理をつけていくことが第一歩といわれている。

 そこで特に大事といわれているのが葬儀。多くの場合、家族は葬儀の段取りや弔問者の対応、戒名、墓はどうするかという雑事に追われて、悲しむ間もなく葬儀を終えてしまう。それでは、気持ちにけじめをつけられず、いつまでも引きずってしまう傾向があるというのだ。そうした事態を避けるには自分の死後、家族の手を煩わせないように準備万端にしておくことだというのである。

 終活というと相続や葬儀の段取りなどに目が行きがちだが、それらを通していずれ来る自分あるいは家族の死に向けて気持ちの準備をするのが本当のテーマといえよう。

 

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