このバブルはいつか終わる…市場支えるのは投資目的物件 (1/2ページ)

2014.07.27


供給は過剰状態だが…(写真と本文は関係ありません)【拡大】

 「本当に景気はよくなっているの?」

 私の周りでは、そんな疑問を持つ人が多い。特にマンション業界の周辺では、先行きへの不安感が漂っている。

 この1年ほどはかつてないくらいにマンションが良く売れた。東京や大阪の都市部にある好条件な物件や京都の御所周辺、仙台エリアは絶好調といってよかった。業界各社の前期決算はそろって好調。今期の決算でもそれなりの数字は出るだろう。

 しかし、現状を冷静に見れば困った状態。売るモノがないのだ。

 不動産経済研究所の発表によると、首都圏の今年1〜6月新築マンション供給戸数は、昨年の約2割減。今の私の周りの状況を見渡すと、下半期も同等かそれ以上の減少が予想できる。

 原因は建築費の高騰で、用地は仕込んであっても今の建築コストだと販売価格が高くなりすぎてとても売れないのだ。

 そうでなくても、東京都心のマンション価格ははっきりと高騰し、売り物が少なくなっている。

 いままでの“ミニミニバブル”現象を支えていたのは、外国人と相続税対策の買い。それにつられた日本人富裕層の買い。つまり、自分が住むための需要が主体ではない。

 富裕層の中にはセカンドハウス用、外国人は「日本に来たときのホテル代わりに」というケースもある。ただ、大半は「当面は賃貸に回して…」というのが目的。そして、いつかは売却して資金回収する予定で、つまりは投資目的だ。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。