スカイマーク経営危機に エアバス購入ドタキャンで違約金700億円 (1/2ページ)

2014.07.30


今年3月、ミニスカCAと笑顔をみせるスカイマークの西久保社長【拡大】

 欧州エアバスの超大型機A380の購入代金が支払えず、約700億円の違約金や大手航空会社への身売りを突き付けられた国内航空3位のスカイマーク。IT業界から航空業界に参入した西久保慎一社長(59)だが、高すぎる買い物で経営危機に陥っている。

 同社は2011年、「空飛ぶ豪華ホテル」と呼ばれるA380を6機、約1915億円で購入する契約を結んだ。しかし、当時1ドル=80円台だった為替が100円を突破する円安となって円建ての支払額が膨らんだ。格安航空会社(LCC)との競争激化や燃料費高騰で最終赤字に転落するなど業績も悪化。4月に前払い金の支払いを停止し、2機は納入時期を半年から1年遅らせ、4機は無期延期するよう求めた。

 このドタキャンにエアバス社がブチ切れ、契約解除を通告。同社は「契約に基づくあらゆる権利を行使する」と発表した。違約金は約700億円にのぼるほか、既に支払った前払い金265億円も戻らない公算が大きい。また、国内大手航空会社の傘下に入ることも要求したとみられる。

 大阪府泉佐野市生まれで神戸大工学部卒の西久保氏は会社勤めを経て独立、1993年に明治乳業からパソコン通信事業を1000万円で買い取り、インターネット接続会社として株式上場させ、ピーク時には時価総額1000億円規模に成長させた。

 

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