「シャルパンテ」藤森真社長“強力な武器”手に入れるため必死で勉強

★「シャルパンテ」藤森真社長(41)

2014.08.04


コレド室町のヴィノシティ・マキシム【拡大】

 「ワインは世界の共通語になり得るお酒。特別な飲み物にしたくない。着飾って飲むもあり、普段着で手頃な銘柄を楽しむもモチロンあり」と話す藤森真さん。東京・神田を拠点にワイン居酒屋「VINOSITY」を複数展開する「シャルパンテ」社長&ソムリエだ。

 自身が最初からワインに興味があったわけでなく、約20年間必死で勉強し続けた末、つかみとった天職ゆえ、世の中に「ワインの楽しみ方は幅広く、同時に奥深いことを伝えられる店」「ワイン好きが気軽に集まれる店」を開いた。ワインスクールやセミナーも随時開催している。

 高校卒業後、専門学校でホテル学を学んでから、フレンチレストランやバー、ホテルでバーテンダーとして働き始めた。しかし、ほどなく自分の将来に不安を感じ始める。「自分はそこそこカクテルが作れ、それなりにお酒を知っている程度。他人に誇れる“強力な武器”がない」

 そこでまず、広い知識を身につけようとビール、蒸留酒、日本酒、チーズなどに関わる資格を次々に取得した。するとその先に、ワインという広大な領域が見えてきた。気が遠くなりそうだったが、ソムリエになるべく覚悟を決め、ワインセミナーや勉強会に足しげく通い始めた。

 その後、ソムリエ界の重鎮やトップソムリエとの運命的な出会いを経て焼酎と豚料理の店、お台場のイタリアンレストランなど、店長や支配人などを経験し、2010年に意を決して独立したのだった。

 誰の下でもなく、誰の指示も仰ぐことができない「経営者」という孤高の高みに登ったことになる。さまざまな波乱とさまざまな歓喜に彩られているからこそ、彼が選んだワインはお客さまの舌を裏切らないのだろう。

 目下、「ワインを通じて、みんなが幸せに」と、新たな業態でのワイン発信基地も模索中だ。 (細見昇市)

 ■ほそみ・しょういち 1963年生まれ、京都市出身。大学卒業後、リクルートを経て93年に戦略型求人広告代理業務「キイストン」を設立。「波乱」に満ちた経営者ら2万人と会ってきた経験を生かし、人材採用コンサルタントとして活躍。当連載名もあえて「波乱万丈」とした。著書に「リクルート式 一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)など。

 

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