フレンチで修業し上京、19歳で店長 本間保憲社長

★「板前バル」「阿波尾鶏」本間保憲社長

2014.09.08


新感覚の和食が楽しめる「板前バル銀座店」【拡大】

 板前が目利きした新鮮な魚介を、客の目の前でさばき、手際よく料理する。五感が喜ぶ創作和食を手頃な値段で頂ける「板前バル」。

 はたまた、大人の隠れ家「阿波尾鶏」では、徳島の地鶏・阿波尾鶏や築地市場「なり市堺浜」から仕入れた地魚、豊島青果市場「日吉」厳選の地野菜など“地の味”を満喫できる。

 「CANVAS」の本間保憲社長の運営店は、明快なコンセプトと“安心・安全・高品質”のおいしい食材でもてなしてくれると人気だ。

 2011年に41歳で起業するまで、数多の起伏を経験してきた。高校中退後、故郷の山形県酒田市で2年半、フレンチ店で修行をし上京。約20年勤務した居酒屋「北の家族」は、バイトから97店舗指揮する取締役営業部長まで昇進。

 「19歳で田町店の店長に抜擢(ばってき)されたんですが、周囲は年上ばかりでナメられちゃいけないと『言うことを聞けないヤツは辞めてもらう』とたんかを切ったら裏目に出て…。週末の混雑時に『お前みたいな店長の下で働けるか』とみんな帰っていく。本部に連絡したら『アホ!』の一言でした(笑)」

 約80坪、月商2000万円達成店を死にもの狂いで切り盛りした、懐かしくほろ苦い思い出だ。

 07年に37歳でエイチワイシステムへ。六本木の監獄レストランをはじめ、斬新な店を展開し、人気TV番組「マネーの虎」で辛口の投資家で出演していた安田久さんの会社。請われての転職で、取締役営業本部長を務めた。「安田さんは、企画の天才、プレゼンの天才だった」と振り返る。

 それを具現化し軌道に乗せてきたのが本間さん。だがリーマン・ショックの影響で経営が悪化。自らの起業を考え始めた同年、現会社の経営者として立ち上がったのである。

 昨年、新たに一頭買いの和牛を板前が目の前でさばく「板前牛肉店Wa−Gyu」をオープン。客の「ファースト・インパクト」を満たし、高いはずの和牛を「日常的に楽しめる価格」で提供する和牛居酒屋だ。また、薩摩の「うまかもん」を堪能できる「黒薩摩」も好評。

 「私たちは有効かつ根拠のある確かなサービスを提供し、地域社会とお客様にとって必要とされるプロ集団として成長したいです」 (細見昇市)

 ■ほそみ・しょういち 1963年生まれ、京都市出身。大学卒業後、リクルートを経て93年に戦略型求人広告代理業務「キイストン」を設立。「波乱」に満ちた経営者ら2万人と会ってきた経験を生かし、人材採用コンサルタントとして活躍。当連載名もあえて「波乱万丈」とした。著書に「リクルート式 一瞬で人事担当者の心をつかむ方法」(PHP研究所)など。

 

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